2016/ Arita
有田焼創業400周年を記念した、佐賀県・有田とオランダのコラボレーションによるプロジェクト “2016/”。
国内外で活躍する16組のデザイナーと16個の窯元と商社によって、約2年半の期間をかけ新たな有田焼が誕生しました。
ataWでは、3つのデザイナーの器たちが並んでいます。
藤城成貴(shigeki fujishiro)
編み編みの赤いカゴで知られる藤城さん。
http://ataw.shop-pro.jp/?pid=101571644
赤絵と呼ばれる有田の伝統的な上絵付けでは昔から特別な色が使われてきました。その赤に注目し、赤を中心としたコレクションを展開。直線で構成されたデザインは、和洋問わず様々な食卓に違和感なく溶け込みます。特殊な技法で施した釉薬により独特のマットな表情に仕上げています。
クリスチャン・メンデルツマ(Christien Meindertsma)
リネン生地を使ってコップや皿、ボウルの形状のモデルを作り、それを磁器へと落し込みました。今回のプロジェクトで16の窯元から廃棄される磁器材料を集め、それらを細かく砕いたものを釉薬に混ぜた特殊な釉薬を開発しており、紙吹雪のような独特の表情を作りました。
ビッグゲーム(BIG-GAME)
先進的な素材と最先端の製陶技術を用いてケトルやドリッパーなど、コーヒーにまつわるアイテムをデザイン。多孔質の磁器によるコーヒーフィルターで淹れるコーヒーは柔らかな味が加味されます。耐熱性の素材で作られているため、直火やオーブン、電子レンジでの使用が可能です。
ぜひ店頭でご覧ください。