山本 拓也 個展 「 still life 」
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大阪を拠点に作陶を行う作家、山本拓也(@yamamoto.kiln )による個展「still life」をこの度ataWにて開催いたします。
ろくろによって成形した素地を石膏型に押し当てて叩き締めることで成形する「型打ち」という技法で制作される器は、鋳込みなどの成形より手作業が多く介入し、均質な形状の中に人の手による輪郭の揺らぎが垣間見えます。型打ちは、八角皿やレリーフ皿など西洋のヴィンテージ皿を連想させる複雑な形状が実現されているのもこの技法ならではの表現です。
山本の器には現代の多様な食卓と調和しながらも程よい緊張感が存在しており、食事の時間がすこし丁寧で贅沢に感じられる力があります。
今回の展示では、琺瑯カップをモチーフにしたマグカップをはじめ、カフェオレボウルや耳付きのスープボウルなどが定番の乳白色だけでなくグレーや黒色の釉薬で仕上げられた器が並びます。生活の中で静物画のように佇み、ふと引き込まれる器との出会いをぜひ会場にてお楽しみください。
山本 拓也 個展 「still life」
会場:ataW 〒915-0256 福井県越前市赤坂町3-22-3
会期:2024年12月14日(土)~2025年1月13日(月) 11:00~18:00
作家在廊予定:12月14日(土)
休業日:水、木曜日/年末年始休業日(12月31日~1月5日)
※オンライン販売開始予定日は現在未定となっております。予めご了承ください。
お問い合わせ
info@ata-w.jp / 0778-43-0009
Photo Kyoko Kataoka